名は体を表す―アウディTT

2014/12/08


カローラ、コロナ、カリーナ、チェイサー、クラウン、センチュリー・・・。
トヨタはかつて、車種名をCで始めようとしていたようです。
しかし、ホンダがシティを出したとき、いい名前を取られてしまったとでやる気をなくしてしまったという話が、自動車業界では伝説となっているのだそう。

audi tt


車名の働き、それはまず消費者の印象に残ることでしょう。
そしてラインナップにおけるポジションを明確にすること。
BMWなどはわかりやすく、数字が多いほど高額に。
奇数はメインラインのセダンで、偶数はクーペなどの派生車種にあてられています。
SUVにはクロスオーバー(乗用車プラスアルファのコンセプトをもったモデルの意)を意味するX。
わかりやすいですね。

車名の働きのもうひとつは、ネーミングでクルマのコンセプトを表現することです。
ロールスロイスがゴーストやファントムとつけたのは、静かであること、超ヒューマンなパワーにあやかりたいという思いからだそうです。

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■アウディTTとは?
TTとは、ツーリストトロフィの略です。
ツーリストトロフィとは20世紀初頭から欧州でさかんに行われたレースのことで、60年代には、多くのメーカーが、TTレースのイメージと関連したスポーツ車種を発売していました。

アウディTTは純粋なスポーツカーではないものの、ゆっくり入れば快適な運転を、飛ばせば力強くハンドリングも確かで、カーブでも速いペースで駆け抜けることができます。
まさにTTの名にふさわしいクルマと言えるでしょう。